Speedplayは女子に不向きか・・・な?

Pandaniのおやつ担当のabです。

秘密にしていましたが、50日前くらいから左足が骨折してます(?)

なぜ?付きかというと、整形外科でレントゲン撮ってもわからなかったから。

左足の母指球近くの指2本くらいが普通に歩けないくらい痛くて、もちろんランニングは無理です。後ろに蹴る動きをすると激痛が・・・。

で、連休明けで混み合う近所のスポーツ整形外科で3時間待ってやっと診てもらった。

先生がレントゲン写真見ながら「わかんないね〜、疲労骨折かもしれないし筋肉かもしれないなぁ。MRI撮ればわかるけど、また明日来てもらうかな〜。いずれにしろ安静にしてもらうしかないけどね。2ヶ月くらい運動しちゃダメだよ」

いやいや、毎日3時間待つほど暇でないし、さっきまで荒川走ってたし、骨折宣告されたら自転車乗れないじゃん!

ボクは曖昧という言葉が大好物なので、その日は軟膏の処方箋出してもらって帰った。『なんかペダル踏力強すぎて骨いっちゃったのよーー(涙』的なネタを掴んだ気もしちゃって!

疲労骨折してるかもしれないし・・・してないかもしれないし・・・。

歩くだけでも、トイレで用をたそうと立つだけでも痛みが走るのに自転車に乗ると痛くない。これは真性のサイクリスト!自転車の神(ボクの場合はPantani)が微笑んでくれてる気がした。

痛くない原因→1、本当は痛いけど、ふくらはぎや太ももがもっと痛いので感じない。2、靴底がカーボンなのでフラットに踏むから患部を刺激しない。3、自転車が楽しくて痛みを忘れてる。

ただ、この痛みの原因を病院できかれた時「自転車シューズの靴底がカーボンでたわまないのに頑張ってペダリングしたせいだと思います!」と元気に答えてたので、本末転倒でもあるわけです。

ボクのシューズがこれ↓

これにこれ↓を入れてました。

で、カチカチのプロ御用達のシューズが良くないと考え、カーボンでない樹脂製のシューズに変えてみたら、ソールがたわむと患部刺激してかえって激痛が!結局インソールだけスポンジのものに交換して現在に至っております。

荒川CRを走るくらいはなんでもないのですが、和田峠、風張峠、鶴峠を走ったらやっぱり痛くなって復路は片足ペダリングを強いられましたよ。この時はPOWERCRANKSで鍛えておいて良かった〜と思いました。

POWERCRANKSがこれ↓クランクにフリーが付いているので初めてこのクランクを装着した自転車に乗ると500mも走らないうちに脚確実に攣ります。ちなみに慣れるとフツーに使えるようになり、ペダリングが劇的に綺麗になって(多分)しまう。

先週痛みがあるのをスタッフには内緒にして2020年東京オリンピックのコースにもなっている道志みちを走ろう(ついでに牧馬峠も)と仕事さぼってサイクリングに行った。スタッフと4人で。藤野を越えたあたりで後方から『ガシャガシャシャ!』とチェーンが落ちるような音の巨大なのが聞こえた。2人後ろを走っていたチャボさんだ。『落車か!』とびっくりして振り返ったけど、転倒はしていなくてホッとする。Uターンして近づいてみるとリアディレーラーがポッキリ折れて、チェーンも切れてる!!マジか!山の中で最悪のアクシデント。どうにもならないので(過去に2回ボクも折っているから)壊れた自転車にボクが乗って今登って来た道を惰性で下れるところまで下った。流石険しい道志みちなのでほぼ惰性で相模湖近くのカフェまで行けた。1時間かけて車調達してスタッフ3人と自転車4台乗っけて無事都内に戻った。リアディレーラーがクラッシュした時一応漢気出したふりして自分の自転車をチャボさんに差し出したのだが、後から『abさん!ペダル滑ってメッチャ怖かったですよ〜!壊れた自転車の方がマシでしたよwww』と言われ、確かにLOOKクリートでボクのSPEEDPLAYペダルは滑るし危なかったなぁと反省した。

翌日、折れたディレーラーを外してみるとエンドが内側に曲がっていた。こんな時はエンド修正工具の出番なんだけど、カーボンバイクのエンド修正は素人が手を出すのは危険と考え、なるしまフレンド神宮店に持ち込むことにした。

20年以上お世話になっているチーフメカニックの小畑さんにエンド修正をお願いしている合間に、前から気になっていた初心者女子スタッフのみーやんのポジションチェックを店長の藤野さんにお願いした。ボクが『初心者ってこんなもんでしょ』的にある程度幅をもたせて組んだ自転車なので、一年乗ってそろそろプロにチェックしてもらう時期かなぁと。元日本チャンピオンでアンカーの監督だったレジェンドに診てもらっているのを羨ましく眺めた。サドルを少々前に出して、サドル高もちょいといじって・・・何度もローラーに乗せて30分。至福の時間が過ぎていく。

『ポジションチェック終わりました。色々と直したのですが、一番気になっているのがQファクターです。ローラーに乗っているのを正面から見ると脚がハの字になっているのがわかります。ほらっ、シューズとクランクの間に随分空間があります。そこを直したくてクリート位置いっぱいまで調整したけど、まだまだですね〜』

う〜んなる程。確かに指一本分くらい空いている。みーやんも『初心者はLOOKでしょ』とボクが勝手にLOOKペダルにしてあげていたのでQファクターの調整幅が小さいのだ。特に足の小さな女性は無理なポジションを強いられがちなのだろう。イタリア人男性の平均身長が176cm(ボクがソレ)なのでそれくらいの人基準で設計された700cのロードバイクを小柄な日本人女性が乗るのは無理があって当然だ。

LOOKのクリートは樹脂製なので数ミリ削ってシューズが外側になるようしちゃえばいいじゃん!と短絡的に考えた。実際にクリートをチェックすると三つのネジ穴の周りに四角い位置調整の金属ワッシャーをはめる構造なので、まず樹脂部分をリューターで『ウィィィーーン』と削って、金属ワッシャーはサンダーで『ガガギャーー』と削れば、おぉ5mm程クリート位置を動かすことに成功!

しかし、成功したがこんなDIYな改造クリート。自分で使うならいいけどスタッフ、しかも初心者の女性に押し付けるのは如何なものか・・・第一Qファクターは解決したけど、よく考えたらクリートがシューズのセンターからずれた事になる。解りやすくいうと、シューズがクリートの真上に無くなってしまったという事だ。う〜ん・・・やっぱりシャフトから短くする必要がある。ダメだ!でももう削ったし、元に戻らんし。明日も走るし・・・。

というわけで、ナイスアイデアというか強引な解決法としてボクのSPEEDPLAYのペダルに交換しちゃえば良いということになった。先日のリアディレーラー事件もあったので『全員SPEEDPLAYにしちゃおーー!』

チャボさんも『SPEEDPLAYって憧れてたんですよね〜なんか速いローディーが使ってるイメージあったんですよ💕』と満足気。

とは言っても会社にSPEEDPLAYのペダルがゴロゴロ転がっているわけではないので、ボクの使用頻度の少ないロードバイクから剥ぎ取りました(寂し)。

これで全て解決!!かと思いきや、試走に出た二人が中々出発しない。会社の前の道路をウロウロしている・・・クリート嵌められないらしい。

『abさん、これどうやって嵌めるんですか???』

そう聞かれても普段無意識にやっている事なので、説明が難しい。フツーに体重かければ、いやほとんどかけなくても『パチンッ!』と嵌ってくれる。

自転車歴の長いチャボさんは一度補助してあげたら、すんなりコツを会得した模様。しかしみーやんが全く嵌らない。補助して入れてあげると頭で理解しても『ふん!』踏ん張ってばかりで一度も成功しなかった。あまり頑張ると脚痛めたり(実際ちから掛け過ぎて踏み外し、くるぶし強打していた)自転車壊しそうな勢いなので、またまた神宮前のなるしまフレンドさんを訪ねレジェンド藤野さんにみていただいた。

クリートも変わったし、Qファクターも狭くなったのでポジションの見直しを兼ねて・・・まぁ甘えているわけですが、藤野さんナイスガイ!なので優しく面倒見てくれました。中古のクリートを一度分解して注油したり、4箇所のねじ止め部分を緩めて見たり、素人にはわからない微妙な調整をしていただいて多少入るようになりました。元巨人の元木大介の打率くらい(2割6分3厘)。一般に体重の軽い小柄な女性はかなり苦労するそう。

あまりレジェンドの時間を奪っても悪いし、みーやんが変に力入れ過ぎで入らない左脚のあちこちが痛くなって来たようなので退散してクリート調整を進める事にした。会社に戻ると『abさんのシューズ履いて良いですか?』と言って来た。つまり”嵌らないのは自分が原因ではなくてクリートに問題がある!”という仮説に基づいての発言だという事だ(ちょっと失礼&笑)。シューズを貸してあげたら、打率がクロマティレベルまで急上昇したので、確かにクリートにも原因があるのかも???と思いじっくり二人のクリートを較べて見た。ボクの長年使い古したクリートと比較的新し目のみーやんのクリートでは内部の金属プレートの長さに違いがあった!ボクのはペダルに引っかかる部分がすり減って短くなっていた。どうりでパスパスッと嵌るわけです。

リューターの刃先を金属研磨用に交換して磨いてあげた。確かに嵌めやすくなったようだが、まだ実用レベルではない。そこで、一度シューズを脱いでもらい母指球を意識して立ってもらった。足の指は反らして踵も浮かす。母指球あたりだけで立つ練習。それで足踏みをしてもらってから再度挑戦したら、面白いようにバチバチッ嵌められるようになった!

チャボさんもみーやんも同様にSPEEDPLAYを気に入ってくれた様子。翌日荒川サイクリングロードに試走に行ったが、以前よりダイレクト感あって引き脚やりやすい、ペダルの可動域の広さを感じたそう。打率も那須川天心の三ヶ月蹴り並の高確率になった!ヤッター!!

SPEEDPLAYが良いペダルなのは確かですが、小柄な女子にはハードル高し。それでもしっかりサポートしてあげればコツを掴んで使いこなせるようになる!といった結論です。


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